郡山で「ものづくり」をするメリット
今日は開発小屋が拠点を構えているここ福島県郡山市でものづくりをする上でメリットとして感じたことを書いていきます。
①広い!スペースがある!
地方都市ということで車社会であることから、どの会社も広い駐車場を持っています。
我々はセンサーを扱っていることもあり、なにかと屋外での実験・検証が多く直ぐに実地評価ができるのは非常にありがたいです。加えて事務所前の通りはかなりの交通量なので車両検知センサーの検証をするのにうってつけです。下の動画のセンサーも事務所前の通りで撮影しています。
②ホームセンターがたくさんある
製品開発をしていると何かと部品が必要になります。今はモノタロウさんやミスミさん、秋月さん、ネジのwilcoさんなど素晴らしい通販のサービスがあるので、私もよく利用しています。ただし、その日どうしてもネジが欲しいとかスプレーが欲しいとか現物を見たいという状況になった時にホームセンターが近くに複数あることは非常に便利だと感じています。先週末も近くのビバホームで超音波センサー用の防振ゴム、ゴム用接着材などを買いました。ホームセンターはうろうろするだけでもかなり楽しめます。見たこともないような機材や部品、材料があると興奮するのでリフレッシュできるいい場所だと思います。
③困った時のハイテクプラザ
前回の記事で書いた3Dプリンター以外にも開発小屋にはいくつか機材があるのですが、どうしても特殊な機械でないと加工できないという場合に利用できるのが、県の施設である福島県ハイテクプラザです。
ここにはフライス盤、ボール盤、CNC切削機をはじめ巨大な加工機がたくさんあり、県内の企業であれば格安で利用できます。加工機以外にも恒温恒湿器や振動試験機などの設備もあるため品質保証のテストをするときにも度々利用させて頂きました。設備ごとに担当の職員の方に使い方を丁寧に指導して頂けるので使いやすかったです。
1番良いことはいつ行ってもたいてい機械が利用できるということ。これが東京などの施設だと予約でいっぱいになり、なかなか好きな時間に利用できないと思います。職員の方と仲良くなると、機材の使い方や工具の選定などについてより詳しくアドバイス頂けることがあります。
以上、3つ挙げてみましたがそのほかにも通勤時間が短いことや都会に比べると静かなので創作活動に集中しやすいなどの利点もあるかもしれません。
ハードウェアエンジニアよ、地方へいらっしゃーい