丸太小屋日記 ~オーミック電子の開発室から~

超音波センサーメーカー、オーミック電子の公式ブログです。

高所作業車用の安全センサーを作った理由

ここ数年、特殊車両向けセンサーの引き合いが多いのですが、定期的に高所作業車向けセンサーの引き合いを頂きます。
 
話を伺うと作業者がバケットに乗り上部に移動中、構造物との間に挟まれてしまう事故が起きているとのことでした。実際の事故事例としてこのように報告されています。

www.aichi-corp.co.jp

(株)アイチコーポレーション様より
 
原因は作業者の不注意や、 そもそも作業者が資格を持っていなかったなど
様々あるようですが、このような事故が後を絶たないという事実は確かなようです。
 
現状、事故を未然に防ぐ方法としてよく使われているのが、バケットの四隅に
棒を立てる方法です。

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衝突防止用の棒
バケットが上昇していき、人体と構造物が衝突する前に四隅の棒がぶつかるので安全を確保できるという考え方ですが、デメリットとして取り付けが大変、構造物を傷つけてしまう恐れがあるということがあります。
 
そこで、超音波センサーでなんとか解決出来ないかと考え、2年ほど前から
高所作業車に特化した製品を作ることにしました。超音波センサーを使用する
メリットとしては非接触であることと、他の光センサーよりも屋外での検知能力と
検知範囲が優れていることが挙げられます。
 
コンセプトとしては①必要十分な検知範囲とすること、②取り付けおよび配線が
容易なことを掲げ、設計を進めてきました。多くの関連企業様のご協力もあり、昨年12月に高所作業車用の安全支援システムとして完成致しました。
 
 
 
こちらが実際の取り付けの様子です。
 
ご興味がありましたら是非ご連絡ください。→ t.saito@ohmic-electronics.com
3月まではサンプル品の貸し出しも対応しております。
 
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